ラシカルの物語 – RASICAL
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    生きていく意味、やりたいこと

    はじめまして。2017年に「ラシカル」というブランドを立ち上げ、新たな社会のあり方を追求しながら活動しているラシカル代表の真田と申します。

    2014年、私が立ち上げたカーラッピングブランドを事業譲渡し、今後の方向性を考えていたところ、母親が癌になりました。私はこれをきっかけに「生と死」「なんのために生きているか」を何度も自問自答した時期があります。色々なイベントに参加したり、ドキュメンタリーや映画鑑賞、書籍を読み漁り、自分がこれから何をすべきかを本気で考えるようになりました。

    調べているうちに私の視野は大きく広がり、資本主義、信用通貨、環境問題など、色々と社会全体を見渡せるようになったため、これからくるであろう社会問題が色々と見えるようになりました。

    新しい未来への挑戦

    2015年、自分なりに答えを出して、時間を通貨とした取引ができないかとソーシャルマーケットプレイスを作りました。しかし、当時はwebやマーケティングに関する知識が浅く、成功には至りませんでした。

    シェアリングエコノミーの次の形、ギフトエコノミーや物々交換経済(スワップエコノミー)が来るであろうと予測して作ったものですが、今思えばタイミングも早く、先を行き過ぎていました。

    グローバルで戦う為に中国へ


    母親を失った私は、その後舞台を中国に変えて活動を始めます。

    当時中国では次々と新しい製品が生まれ、それがグローバルに広がっていく姿をみて、最先端の体験や技術がこの国にはあると確信しました。

    また、前職で中国との関わりがあったため、この経験を活用すれば「社会にインパクトを与えることができないか?」と感じたのもきっかけです。

    パートナーとの出会い


    言葉も文化も違う中、1人で事業を進めていくのは困難を極めました。そもそも言葉もできないし、取引方法も日本とは違うため、現地のパートナーや代行会社に依頼しないと何も出来ない状況です。

    そこで友人に声をかけたり、中国現地で色々な人にお会いしてパートナー探しを始め、同時に自分自身も話せないと駄目だと感じたため語学留学に通い始めました。

    それから数カ月後、友人の紹介で長年日本での留学経験があるZoeさん(現中国CEO)を紹介してもらい、それをきっかけに会社設立、大きく事業拡大することになります。

     

    自分の欲しいモノを作る


    元々海外に足を運ぶことが多かった私は重量制限やサイズオーバーによる料金変更など、持ち物により、大変不便であること感じていました。この経験から、積極的にモノを減らすようになり、自分の持ち物を探求するようになったのですが、改めて追求すればするほど、自分が欲しいモノが存在していない事に気付きました。

    そこで、今までずっと考えていた自分に合った欲しいモノを作ろうと、まずは身近な存在である財布とバックパックの企画に取り掛かりました。しかしそんなに簡単に作れるはずものなく、アイデアをプロダクトデザイナーに共有し、パートナー工場と相談しながら、何度も何度も試作を重ね、ようやく自分が欲しかったコンセプトの製品を作り上げることが出来たのです。

    クラウドファンディング実施

    企画、撮影、編集など全て自分たちで作ったので、お世辞にもキレイとは言えませんが、試作した財布やバックパックをクラウドファンディングサイト「Makuake」にて募集したところ、多くの支援金と支援者のサポートを受けることが出来、自分の望んだ製品をこんなにも多くの方が求めていることに非常に感動しました。

    これをきっかけに、雑誌やテレビでも取り上げてもらえるようになり、色々なところからお声がかかるようになりました。

    11,237 people

    支援者の数

    79,851,507 JPY

    クラウドファンディングを通じた調達総額

    21 Products

    これまで製品化した数

    ※2020年1月時点の集計データ

    社会への還元

    わずかですが、現在1%フォー・ザ・プラネットへ売上の1%を寄付する活動を行っています。1%フォー・ザ・プラネットは、自然環境保護の必要性を理解する企業の同盟です。この同盟に参加する企業は、「ビジネスでの利益と損失は地球環境の健康状態にも直接関連する」ことを理解し、産業が与える社会的/環境的影響を懸念しています。

    ※日々社会貢献の手段を模索しており、その手段は変わる可能性があります。

    さらなる高みを目指すために。

    クラウドファンディングのおかげで、沢山の支援者様とつながり、順調に製品の出荷も増えていきました。

    ただ、全てが順調というわけではなく、製品に不具合が起きたりすることも多々あり、裏では工場管理、品質管理など多くの問題も抱えていました。元々製品企画はしておりましたが、生産自体は委託工場に依頼しており、生産についての知識が乏しい状態でした。

    このままではいけないと思い、私たちは素材や縫製知識をつけるために調査を開始し、日本側と中国側で分かれて縫製方法を学ぶためバッグ教室に通うことにしました。その後、学んだ経験を元に社内に工房スペースを作りました。

    これからの物語


    今後私たちは、社内にて生産が出来る体制作りに整えていきます。ユーザーの皆様一人ひとりにも、自分のアイデアを形にする楽しさや、苦労を体験してもらえる機会を提供したいと思います。

    いつも中国側代表の欧が言ってる言葉があります。「出来るかどうかじゃない、やるんだ。」どんな大きな物事でも、小さな努力の積み重ねです。

    私たちはこれからも既存のやり方にとらわれず、生産の流れを変え、消費行動を変え、いずれ社会全体を変えれるように活動してまいります。最後までお読み頂き、ありがとうございました。